ため池観察の楽しみ
耕作放棄の田が増えて、香川名物のため池も取り潰される運命のものが多くなってきた。食料自給率の低さに鈍感で危機感も持って無い役所の農業担当部門にとってため池は厄介な負の遺産かもしれないが、水不足に泣かされてきた先人たちが築いた宝のような遺産をいとも簡単につぶしてよいものだろうか?いずれ食料の海外調達がままならぬ時代が来ることは間違いないと思う。いざ食糧を『国産で賄え!』となったとき、ため池をつぶしたことを悔やんでも遅いのである。手入れされないで放置されたため池ではホテイアオイが繁茂しては枯れて腐り、これを繰り返して池の底に貯まり、自然に水深が浅くなってきているところも多い。こんなため池にはバンが住み着いて毎年子育てをしている。先日かつてバンの子育てを観察し続けたため池でバンの幼鳥らしきものが2羽走り回っているのを見つけた。早速カメラを向けたが、どうもバンとは違う?足が赤い、眼も赤い!『ヒクイナ』だった。全国的にも急激にその数を減らしていると言われているが、こんな身近なところで見られるなんて、ラッキー!これだからため池の観察は止められませんね。






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